黒ずんだ歯茎もレーザー治療で改善
歯科医院へご相談に来られる患者さまの中には、歯並びや歯の着色など歯の見た目にお悩みの方がいらっしゃいますが、歯ではなく歯茎の見た目の相談に来られる方もいます。
様々な理由から歯茎に黒ずみが発生してしまい、その状態を改善したいというご相談です。
歯茎の黒ずみにはいくつかの要因がありますが、主な要因のひとつにメラニン色素が歯茎に沈着してしまうことが挙げられます。
メラニン色素が沈着してしまう原因は様々ですが、そのひとつに喫煙があります。タバコに含まれるニコチンやタールといった物質が刺激となり、歯茎にメラニン色素が増加します。メラニン色素が増えるのは、有害物質から歯茎を守るための身体の反応のひとつです。喫煙者ご本人の歯茎のみならず、タバコの煙による受動喫煙でご家族の方の歯茎にも着色が見られることがあります。
なお、タバコのニコチンや一酸化炭素は血管を収縮させて血流を滞らせてしまうことが分かっています。そのため、喫煙によって歯茎に血流障害が起き、その結果、歯茎が暗い紫色や黒に近い色に変色します。
他にもメラニン色素が歯茎に沈着する要因は考えられますが、歯茎の黒ずみに対しては、レーザー照射を行うことで元のピンク色の歯茎に改善することが出来ます。沈着部位である歯茎上皮をレーザーの熱で蒸散させ、新しいピンク色の歯茎を回復させます。レーザー照射の回数は症状により個人差がありますが、当院での4回のレーザー照射で、黒い歯茎からピンク色の歯茎に回復された患者さまもいらっしゃいます。
なお、レーザー照射と聞くと、強いエネルギーが与えられて痛そうなイメージが起こるかもしれませんが、実際はそれほど痛みは感じなく治療を進めることができます。
当院では歯茎の黒ずみに効果的なレーザー治療を行っていますので、歯茎の見た目にお悩みの方は、是非当院へご相談下さい。
