前から8番目にある奥歯、通称「親知らず」。

この親知らずと呼ばれる歯の生え方には非常に個人差があります。斜めに傾いて生えてきたり、歯肉内に埋没して見えにくい形で生えてくることもあります。

そしてこの親知らずは、やがて痛みを伴うようになることがあります。それでは、なぜ親知らずが痛み始めるのでしょうか?

その原因は、汚れの蓄積です。

親知らずが斜めに傾いて生えたりすると、親知らずと歯肉の間に汚れが蓄積されやすくなります。そして、その汚れは通常のブラッシングでは除去が難しいことがあります。

汚れが蓄積されたまま時間が経過すると、汚れに細菌が棲み着いて繁殖します。その結果、腫れが発生し、痛みが出るようになるわけです。また、親知らずの生え方によっては周辺の口腔粘膜も傷がつき、その傷に細菌が入り込んで炎症が発生することもあります。

親知らずが斜めに生えたりする原因は、親知らずが生えてくるスペースが狭いことにあります。なぜ狭くなったかといえば、食の欧米化によって顎骨が小さくなったことが大きな理由であると言われています。

親知らずに対する治療は基本的に抜歯になります。抜歯による治療でも当院では無痛治療を行っているため、治療中には痛みを伴わないで処置を進めることができます。

親知らずを含め、歯に関する様々なお悩みがある場合は、無痛治療を心がける当院へご相談下さい。

日野歯科医院