歯科情報ブログ

口を動かすと”ゴキ”という音がするのが顎関節症の典型的な症状です。場合によっては痛みを伴ってしまうこともあり、深刻なケースであることもあります。

でもどうして顎関節症は起こるのでしょうか？

顎をぶつけてしまったなどの外傷、噛み合わせ悪い、親知らずが正常に生えてない、歯の形・配列が正常でない、顎の動きに合っていないかぶせ物・詰め物などが理由として挙げられます。

顎関節症は顎から音が出るだけではなく、肩こり・めまい・耳鳴り・生理痛・頭痛などの別の症状までも引き起こしてしまうのです。しかも厄介なことに、顎関節症は慢性化しやすいのです。食事をとるためにうまく筋肉が発達して症状を隠してしまうこともあるのです。そのために実は顎関節症なのに、気が付いていない人も多くいます。

顎関節症は生活指導、顎の運動訓練、マウスピースなどの比較的簡単な治療法でも改善を望むことができる症状です。原因不明の頭痛や肩こりなどに悩まされているのであれば、顎関節症を疑ってみることができるかもしれません。

当院では顎関節、お口の中の状態、口元のバランスと言った総合的な観点から導き出した利用法も取り入れております。