今回渋谷に泊まった大きな目的の一つが根津美術館見学ですが、
話がずいぶん横道にそれ、やっと本題にたどり着きました。

根津美術館は東武鉄道などを経営し「鉄道王」と呼ばれた実業家、
根津嘉一郎が蒐集した日本や東洋美術の一級品を楽しめる美術館です。
茶道具をはじめ、近世絵画、彫刻など、国宝7点、重要文化財87点を含む
約7000点のコレクションを誇ります。

皆さんも教科書などで一度は見たことがあると思いますが、
「那智瀧図」や尾形光琳の「 燕子花図屏風」もここのコレクションで、
一度は実際に見てみたいものです。

美術館は2009年にリニューアルオープンし、
建築家隈研吾の設計による、大屋根や正門からのアプローチが印象的です。

今回は「中世人の花会と茶会」と題した
茶器やお道具のコレクション展を楽しんできましたが、
同時に牧谿の国宝「漁村夕照図」も見ることができてとっても良かったです。

また常設の紀元1300年前後の中国の殷、周時代の
青銅器のコレクションも見ごたえありますぞ

皆さんも一度はおいでになってみては

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