毎日しっかりと歯を磨いているのに、なぜ虫歯ができてしまうのだろう?と思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

本日は、虫歯はなぜ出来るのか?という事についてご紹介させて頂きます。

虫歯はミュータンス菌とよばれる細菌によって歯を溶かされることで出来る病気です。

ミュータンス菌は歯にくっついた食べかすなどが大好きですので、食べ物を食べた後の口の中はミュータンス菌が活発に動きます。

また更に、人は食べ物を口にすると口の中は酸性なるのですが、この酸性になった時間がミュータンス菌が活発に活動できる時間なのです。

時間がたつと口の中は酸性から中和されるのですが、ダラダラと食べてばかりいると口の中は酸性に傾いたままになり、ミュータンス菌の好みの環境になってしまうのです。

では、虫歯にならないためにはどうしたら良いのでしょうか?

1、歯磨き

忙しくて昼間は磨けない人も朝・夜は食後必ず磨いてほしいです。
磨き方にも注意しましょう。

ポイントは、
・歯ブラシの持ち方は鉛筆を持つように握る。
・歯ブラシの毛先を歯に当てて磨く。
・動かしかたは歯を二本ずつ磨くつもりで小刻みに動かす。
・歯の表・裏・噛む所に分け歯と歯肉の境目に注意して磨く
・糸ようじ(フロス)歯間ブラシなどを使って歯と歯の間をお掃除する。
と言った点に注意してみてください。

また、お子様の場合は、小学校低学年くらいまでは仕上げ磨きをしてあげて下さい。

2、食事の時間を決める

とくにお子さんの場合・・・
お茶と同じように、ジュースや炭酸飲料をあげていませんか?
ジュースや炭酸飲料にはお砂糖がたくさんはいってます。
おやつの時間はきちんと決めてあげましょう。

チョコや飴、ビスケットなど、歯につきやすいものも気をつけましょう。
いつまでも歯にくっついていることで、ミュータンス菌が好む環境を作ってしまう事になります。

当院では、虫歯を作らないための予防にも力を入れています。
歯に関することでご不安な事があれば、是非一度当院にご相談にいらしてください。

日野歯科医院