審美歯科で大切な歯の比率
歯を綺麗にする審美歯科で大切なことは、義歯やインプラントの材質、設備、治療技術など数多くの要素があります。そしてその他に、「比率」という考え方も、歯を美しくするためには忘れてはいけない大切な要素です。
一般に、人間が美しいと感じる比率は「黄金比」と呼ばれており、その比率は約「1:1.6」となっています。
この黄金比は世界の有名な建造物や絵画にも多数見ることができ、有名なところではギリシャのパルテノン神殿やエジプトのピラミッドに黄金比が見られます。
その他、ミロのヴィーナスやレオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザなどにも黄金比が使用されています。また、建造物や絵画など人の手によるものだけでなく、自然界にも多数の黄金比が見られます。
このように、美の普遍的な比率として黄金比が説明できるため、美しい歯を追求する審美歯科にも応用ができそうですが、実際の天然歯が黄金比になっていることはあまりないようです。
それでも、比率という考え方から美しい歯を考察することができます。歯の場合は、黄金比ではなく「大和比」に基づいた比率で整えると美しく見えることが分かりました。
大和比とは白銀比とも呼ばれ、その具体的比率は1:√2、つまり約「1:1.4」になります。この大和比も有名な建造物に見ることができ、有名なところでは銀閣寺、法隆寺などが挙げられます。絵画では菱川師宣の「見返り美人図」も大和比です。
このように大和比は我々日本人に非常に馴染みのある比率です。したがって、日本人の歯には大和比をベースにした審美歯科治療が最適と言えるのです。
当院では、合理的に考えられた様々な審美歯科治療を提供しております。