歯科情報ブログ

矯正をしてきれいになった歯並びが崩れてしまうことがあります。これを後戻りといいます。ただ矯正前の歯並びに戻るというわけではありません。
でもせっかく矯正をしたのに歯並びが崩れてしまうのは残念ですね。

でもなぜ後戻りが生じてしまうのでしょうか？理由を知ることで後戻りの対処法を探ることができるのです。

後戻りの理由一つとして、適切な歯の治療をしないことが考えられます。
たとえば虫歯、歯周病を放置しておくと、問題のある歯だけではなく隣の歯、またはかみ合わせの相手の歯にも影響が出てしまいます。結果的に後戻りが起こることがあります。大事な歯を守るためにも、後戻りを防ぐためにも、歯をきちんと治療することは欠かせません。

また歯軋りが原因で、歯が磨り減ることもあります。
歯の高さが変わってきて、噛み合わせが悪くなり後戻りが起きることもあります。歯軋りは寝ている間にするものなので、マウスピースはめるなどの適切な処置が不可欠です。

また別の理由に保定期間が十分ではないことがあります。
矯正装置をはずすと、歯が元の位置に戻ろうとして動くこともあるのです。そのために歯を支える骨が落ち着くまで、保定器具を使用します。一般的には２年ほど保定器具をつけて歯を固定されます。

矯正後も適切なメンテナンスを行うことで後戻りを予防できます。当院では矯正後もしっかりとサポートした矯正治療を行っています。