歯ぎしりする方も要注意

現代病ともいえるあごの病気が顎関節症です。

数年前には、当時超人気アイドルだった「あやや」こと松浦亜弥さんが顎関節症(がくかんせつしょう)であごに激痛を訴えて、全国ツアーの2公演を中止したことが新聞各紙で報道されたこともありました。

ちょっと話がそれるけど、そういえば最近あややって全然見ませんね。

どうしたのかなかわいかったのに

そういえば、はるな愛も最近見ないんじゃない

旬は過ぎたかな  残念

で話を元に戻すと、

顎関節症はあごの関節や筋肉の障害で、

口をあけると痛い、

口が開かない、

あごがカクカクと音が鳴る、

偏頭痛や肩こりがひどい、

耳鳴りがする

などのさまざまな症状の出る病気です。

原因には噛みあわせが悪い、歯ぎしりやくいしばり、ストレスなど様々なものがあります。

治療は、投薬やレーザー治療、バイトプレーンやナイトガードと呼ばれるマウスピースのようなものを歯にはめて、あごへの負担を軽くするなど、原因や症状にあわせて行います。また、噛みあわせが原因の顎関節症の場合、悪い噛みあわせをよい噛みあわせにするには長い時間と多くの費用が必要になることもあります。

今のお子さんは、硬い食品をしっかり噛んで飲み込むといった食習慣がすっかり薄れ、柔らかい加工食品を食べて育つために、あごの発育や歯並びが悪く、噛み合わせが非常に悪くなっています。その結果、顎関節症は中、高年者ばかりでなく、若い人の間にも大変増えてきている現代病です。

顎関節症は進行すると非常に治りにくい厄介な関節の障害です。もし何か顎関節症の症状があれば放置せず、顎関節症の診断のできる歯医者さんに相談してみることをお勧めします。

日野歯科医院