皆さんは「審美歯科」にはどんなイメージを持っておられますか?

歯をホワイトニングしたり、セラミックを冠ることだと誤解されている方も意外に多いようです。

が、単に歯を白くしたり、白い詰め物や冠せをすることが審美歯科ではありません。

日本歯科審美学会では、「歯科審美とは、歯の形態および配列状態、歯肉の形態および健康状態、歯、歯肉と口唇との調和など口元の美の色彩美、形態美と、咬合や口腔機能の機能美の回復と調和を図り、口元あるいは顔の総合的な美しさを提供するための歯科医療である」と定義しています。

ですから、審美歯科を正しく実践するためには、ホワイトニングやセラミック材料に関してばかりでなく、噛み合わせや歯周病などについても、専門的な知識と高い技術を持っていることが必要です。

ですが「審美歯科」を標榜しながら、知識や技術が未熟で粗悪な治療を行い、内容に見合わない高額の治療費をとっている歯医者も多いというのが現実です。

治療費の問題だけならまだしも、咬み合わせが悪かったり、歯に正しく合っていないために、白い歯を冠せたら、頭痛や肩こりがひどくなった、歯茎が腫れたり、黒ずんできたなどということも少なくありません。

歯を入れたためにお口の健康が損なわれたなんて本末転倒ですね

笑う時・話す時、口元にのぞく歯は意外に目立つもので生き生きした表情には美しい歯は欠かせません。

様々な最新治療技術と材料を駆使してお口の健康と美しさを取り戻すのが審美歯科治療です。

審美歯科治療を受ける時は、その先生が正しい知識と技術を持っている人なのかをぜひしっかりとリサーチしてください。

日本歯科審美学会のホームページはこちらです。

http://www.jdshinbi.net/

日野歯科医院