歯科情報ブログ

最近、ニュースなどで取り上げられているのが子供の口腔破壊です。口腔破壊という言葉はあまり聞くことがないために、どのような状態なのかわからない方も多いと思います。口腔破壊とはどのような状態のことなのでしょうか？

一般的に小学生から中学生にかけて乳歯から永久歯への生えかわりがおきます。とても大事な時期なのですが、保護者の中には”どうせ乳歯は永久歯に生えかわるので、乳歯の虫歯は放置しておいても大丈夫”と考える方もいます。

しかしこれは大きな間違いです。この生え変わりの時期こそ、大事にしてほしい時期なのです。というのも、乳歯の虫歯を放置することで乳歯を早く失ってしまうと、将来的には歯並びが悪くなったり、虫歯・歯周病になる可能性が高くなってしまうのです。

最悪のケースは虫歯を放置してしまうと、お口の中で菌が増殖してしまい感染症を起こしてしまうケースもあります。ここまでなってしまうと、食事がとれなくなってしまい、栄養失調などの健康への問題につながってしまいます。ひどいケースは歯根しか残っていない状態になってしまいます。この状態を口腔破壊と呼んでいます。

子供の歯の健康を守るのは保護者の責任ともいえます。当院では子供の歯の健康への指導を行っております。お気軽にご来院ください。