歯科情報ブログ

歯周病は「沈黙の病気」と表現されるように、最初は自覚ができないものです。

歯周病は、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯肉の溝にプラーク(歯垢)が蓄積され、プラーク中に生息する歯周病菌によって炎症が引き起こされる病気です。

ご自宅でのブラッシングで歯周ポケットに蓄積されたプラークを完全に除去できれば問題ないのですが、多くの場合、ご自身でプラーク除去を完璧にすることは困難なものです。そのため、自覚症状を伴わない状態のまま歯周病菌が繁殖していき、やがてブラッシング時に出血が見られるようになります。

歯周病に症状の程度によって初期、中期、重度、末期と段階が分けられており、出血が度々見られるようであれば、既に中期に進行している可能性が大きいです。歯周ポケットは健康な状態であれば1mm～2mmと言われていますが、中期になれば既に4mm前後にまで達します。歯周ポケットが深くなればなるほど、汚れがたまりやすくなり、歯周病もさらに進行してしまいます。

そのため、日常の歯ミガキで出血が見られるようであれば、すぐに歯科医院にて歯周病のチェックと治療を開始することをオススメします。

当院では歯周病の改善のみならず、歯茎のライン等見た目にもこだわった治療を提供しております。