歯科情報ブログ

前回はどうして赤ちゃんに与えているおしゃぶりが出っ歯の原因になってしまっているのかということを考えました。今回はどうしておしゃぶりが出っ歯を作ってしまうのか？ということを考えます。

赤ちゃんが成長するにつれて、歯も成長して生えてきます。でもいつもおしゃぶりを使っていると乳歯の成長の妨げになってしまうことがあります。上の歯と下の歯に隙間ができる、出っ歯になる、奥歯の噛み合わせが悪くなるなどの、トラブルを引き起してしまうのです。この状態がある程度の期間続くと、それに合わせて筋肉や骨が成長してしまうのです。

おしゃぶりは鼻呼吸を促すという説もありますが、これは実証されているわけではありません。ですからおしゃぶりは乳歯が生えそろうころである2歳半までには、やめるようにしましょう。理想としては2歳までにはおしゃぶりから卒業したいです。

おしゃぶりをやめると赤ちゃんはぐずったりしますが、おしゃぶりの使用が長引けばそれだけ歯への影響が大きくなってしまいます。出っ歯を予防するためにもできればおしゃぶりは使用しないようにしましょう。

赤ちゃん、子供のデンタルケアについてわからないことがあれば、お気軽に当院にご相談ください。早めの相談は影響を最小限にとどめます。