よくある勘違いの中に、”どうせ乳歯は永久歯に生え変わるから、乳歯の時の虫歯などはそこまで気にしなくても大丈夫”というものがあります。確かに乳歯は永久歯へと生え変わります。ですから乳歯にあった虫歯も永久歯に生え変わることでなくなるのです。でもだからと言って虫歯を放置しておいたら、将来のお子さんの歯の状態に悪影響を与えてしまうのです。

どうして影響があるの?と思う方もいると思います。問題となるのがお口の中の環境なのです。永久歯が生えるときに乳歯などが虫歯になっているのであれば、永久歯が生えてすぐからむし歯になりやすい環境になっているといえるのです。そのために永久歯も虫歯のできやすいお口となっているのです。つまり大事なことは、乳歯の時から虫歯ができにくいお口の環境を作り上げることなのです。

良いお口の環境は、食事、おやつ・飲物の摂取を控える、咀嚼する、唾液の分泌を促すということがあります。永久歯の健康は乳歯の健康からできているのです。子どもの乳歯が20本ほど生えるまでには、虫歯にならないように注意してあげてください。

子供のデンタルケアの指導を当院では長年行っております。お気軽にお声をおかけください。

日野歯科医院